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蓄積された行政情報を簡単に発見できる庁内システムを構築したい!

テーマ紹介

受付終了

ポイント

01

解決したい課題

膨大に蓄積された行政情報の中から必要なものを職員が「容易かつ的確に」取り出せるようにする。

02

想定する実証実験

対話型AI等を活用した航空空港課内データフォルダの自然言語検索システムの構築とファイル検索の効率化の検証
入力:自然言語による質問
出力:検索結果サマリーと、その情報ソースの保存ディレクトリと参照箇所

03

実現したい未来

経験や知識量に関わらず、全ての職員が蓄積された行政情報を容易かつ正確に把握することで、新たな課題に対してより迅速で的確な意思決定ができるようにする。

04

提案企業が得られるもの

情報管理に厳格である行政での利用実績
愛知県庁の他部署や他自治体への展開等

ストーリー

【当課が担う空港事業を取り巻く環境】

 「空港の管理・運営は大変な作業である」、というのは容易に想像がつくと思います。安全にご利用いただける空港を維持するためには、様々な業務やルールが必要になります。それらは法律によって決まっているものもありますが、管理者である我々自身が決めなければならないものも多数あります。
 県営名古屋空港では、これまで様々な業務やルールが、条例や規則、要綱・要領・通知など、法規・規程等の形で作られ、追加され、更新されてきました。これらは文書集として管理されていますが、現在、その数は100を超える規模になっています。

イメージ写真①

【現状と課題】

 空港の運営は常に現在進行形であり、発生する状況に対してどのようにルールを適応するか判断を迫られます。状況の変化に応じて新たな業務やルールを設定する必要もあります。

 それらの情報は文書ファイルの形で倉庫に保存されていますが、実際のところ、倉庫の中から目当ての文書を探し出すのは大変な苦労です。また、保存年限(文書の重要度に応じ1年、3年、5年などと定める)を過ぎれば廃棄されるものもあります。

 一方、PCで作成した書類については、過去10年分くらいのデータが「共有フォルダ」と呼ばれるイントラネット上のストレージに残っています。「共有フォルダ」は課内の全グループが共有しており、グループごとにフォルダを作成し、その中で作業しています。一定のルールにより保存。整理しているものの、あくまで作業のための場所であるため、法規・規程等の文書集や、保存文書ファイルのように体系化されたものではなく、内部のフォルダ構成はグループごとに異なっていたりします。そのため、この中から目当ての情報を探し出すには、当時どのグループが関わっていたか、いつ頃の話か、など推測しながら幾重にもフォルダの階層を掘り進んでいく作業が必要になります(OSのフォルダ検索機能でキーワード検索しても、ストレージ容量は数TBのため、相当の時間がかかります)。
 このような状況を踏まえ、職員の異動もあることから、知識や経験に関わらず、誰でも必要な情報を容易かつ的確に取り出せる仕組みを構築することで、新たな課題に対してより迅速・的確な意思決定を行うことができる環境を実現したいと考えています。

フォルダ構成

【急速に発展するAI関連技術】

 昨今、急速なAI関連技術の発展をニュース等で目にします。例えば対話型のAIを活用することで、自然言語によるコミュニケーションを経て瞬時に知りたい情報に辿り着くことができ、また、その参照元まで示してくれるといいます。
 コロナ禍を経て、DXが急速に普及する中、自治体においても、こうしたAI技術を積極的に活用しようとする動きが出始めています。

イメージ写真②

【課題解決~行政×AI~】

 私達が思い描くのは、急速に発展するAI関連技術を活用し、自然言語での質問により、知識や経験に関わらず、誰でも膨大に蓄積された情報の中から必要なものを容易に取り出せるようにできないかというものです。
 上記「共有フォルダ」のデータを用いて、自然言語での問いかけに対し、サマライズされた回答が示され、かつ根拠となる元の資料の保存場所と、資料のどの部分を参照したかが分かれば、最後は人間がその情報の有用性を確認したうえで、当時の状況を把握し理解することができます。
 端的に言えばChatGPTのようなAIをイメージしていますが、それ以外にもこうした機能を実現するアイデアがありましたら、是非、ご提案いただければと思います。

イメージ写真③

【先人達の努力を受け継ぎ、次世代につなげていく】

 先輩職員たちの努力により、県営名古屋空港は、今日まで、地域の皆様の重要なインフラとしてあり続けてきました。そして、目まぐるしく変化する現代において、これからも地域の発展に貢献し続けていくため、先人達の足跡を正確に把握し、より良い一歩を次の世代に残していきたいと考えています。

担当者の写真

概要

背景  空港を安全に管理・運営するためには、これまでに作成され、今後も更新・追加され続ける膨大な法規・規程等を的確に運用する必要がある。
 そうした情報の運用は、職員の経験や知識によって要する時間と労力が左右される。
 現在は、関連がありそうなファイルを順番に目を通したり、既存のファイル検索機能で、関連書類を探している状況にあり、情報検索と発見に時間を要している。
課題(詳細)  航空空港課内データフォルダに膨大に蓄積された行政情報(テキストデータ)の中から、職員がその経験や知識量に関わらず、必要なものを容易かつ的確に取り出せるようにする
求める解決策 対話型のAI等にサーバー内のデータを学習させることを想定。
入力:自然言語による質問
出力:検索結果サマリーと、その情報ソースの保存ディレクトリと参照箇所

情報を検索する人の知識・経験に左右されないように簡単に検索できる仕組みとして、自然言語による検索を採用したいと考えている。
また、検索結果のサマリーを提示する。ただし、サマリーはあくまで参考であり、最終的には人間が過去の資料から情報を得ることが目的であるため、当該サマリーのソースファイルのディレクトリやファイルの参照箇所も回答できるようにする。つまり、担当者の代わりに課題解決するAIを求めているのではなく、担当者が答えを導き出すために必要となる情報にたどりつくのを助けるAIを求めている。
想定する実証実験内容(詳細) 【対象】
航空空港課での業務経験が浅い職員
【手法】
対話型のAI等にイントラネット上のサーバー内データ(スキャンデータを除く)を学習させ、自然言語での質問に対して、検索結果サマリーと、その情報ソースとなる保存ディレクトリ・参照箇所を返させる。
※ストレージ容量は数TB。Word等のOfficeファイルやPDFを対象とする。
【評価項目】
①検索者による差異なく求める情報にアクセスできること
検索の仕方による回答内容やソースの差異(誰が検索しても同様の情報を得られるか)
正確な回答が得られた(=適切な過去情報に到達できた)回数 等
②本システム導入による業務の効率化
正確な情報の入手に要する時間 等
実証実験成功後の発展性 対象範囲の拡大(OCR機能追加等)
同様の課題を抱える課室への横展開
他自治体への展開
提案企業に求める専門性 AIや情報セキュリティ等の知見
※自治体という特性上、外部への情報漏洩が起こりえない仕組みであることが重要視される。
プロジェクトの進め方
打合わせ方法
オンライン会議対応可能。
要所で対面の会議希望(初回の顔合わせ等)。
提供可能なデータ・環境等 要相談 ※守秘義務契約等、外部への情報漏洩に対する防止策が必要
プログラム終了後の本格導入 効果が認められた場合、本格導入、予算化を検討

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